2018/04/20 20:16

今、私はまさしくダークサイトに落ちています。
そう宣言するほど、遂に自分の内面に於て開き直り始めた・・・
2~3日前はひどく落ち込んだ挙句、死んでしまいたい位ダメダメだった。

私は極普通の一般的な小市民である。
苦手だなぁと感じる人間も普通に居る。
万人を愛したいところだが、そう簡単な所業ではない。
実際自分の生活を、心身を、かき回されるほど苦手な人もいたりする。

落ち込んだ挙げ句に事もあろうか・・・
「神様があの人に何かしらの重い罰を与えてくれないかしら」
等と思ってしまっていたからだ。

占術師は時に怪しげな呪術師に成り代わる事も有るらしいというところの、
其処にまで行き着きそうになりかけたのだ。
事もあろうに『人様の幸せを導くお手伝いをさせていただく!』
という志など忘れてしまって、である。

こうなってしまったら、自分が他の占い師さんの所をさ迷いかねない程にだ。
しかし、自分の欲する答えは解っているし、
自分を解放する方法も戒める方法も解っている。
いい加減、夫に呆れられる位何日も悩み続け、愚痴り続け・・・
友人達にもクダを撒き散らしてしまった。

このような、クダを撒き散らす状態に落ち込む事は50ン年間の人生上で4回目位だ。
1回目は小学生時代→只々心内で他人に毒づく程度だった。
2回目は中学生時代→不必要(?)な自分の正義感で持った余計な一言で虐めに遭う。
3回目は30歳位の時→「そんな事やってると、友達無くすよ」と注意されたが多くの友達を無くした。
その時代により、些細な事やら、大袈裟な状態に陥り友人関係を破綻させるに至るまで多岐に渡る。
大人になるにつれて『事』と『次第』の大きさは右肩上がりになる。
ただ、私は自分の中の正義というヤツを消せないだけなのだ。

「あぁぁ~駄目だあぁぁぁ」と反省しつつ、
夫にも説教され床に入ったら、
自分が虐めに遭う夢で目が覚めた。
「うへぇ~~~」嫌ぁな寝起きだ。
気が付くと我が家の最年長♂猫が私のお布団に入ろうとしている。
いつもは1回暖まれば、すぐ夫の足元へ移動するのだが、
その日は、寝付かない私の為に3回も癒しに来てくれた。
以前、2週間仕事を休まされる事件を起こして、猛烈に落ち込んだ時、
その♂猫が、部屋の隅にて体育座りしている私の横に、ずっと寄り添ってくれた事がある。
我が家の癒し系猫達に悪い処は無い。
だから寿命が短いらしい。
人間は煩悩の塊だから、人生の長い間(大半)を、
それの修行に使う必要が有るから彼等より長く生きるらしい。
(故に『良い人は薄命である』と謂れもある)

今我が身に起きている災いは、
前世から持ち越した自分の悪い面を直す修業なのだ。
だから、何としてでも修正しなければならないのだ。
でないと、何度も何度も同じ馬鹿をやらかす。

いつの間にか落ち込んだダークサイトからの脱出は、既に手遅れな事が多い。
しかし、入り口が解っているダークサイトからの出口ならば見つけやすいと思う。
私達、琉球四柱推命運命鑑定士として、この様な状態の事を『不和時期』と謂う。
「全ての能力が低下しているので、仕事・人間関係に於いて困難、問題が発生しやすく、
 被害妄想や強迫観念が生じ、重く暗い想念に支配されやすい時期であり、
 それに合わせるように様々な障害困難が生じてきます。
 この時期は潜在意識の中に溜まっている、過去の想念を浄化する時期ですが、
 非常に苦しい心理状態の出現により、現実の環境も苦しい状況となります。
 苦しさのあまり、余計に状況を悪化させ、最悪の事例としては犯罪や、
 他人とのトラブルが起ります。
 犯罪などで関わる他人とのトラブルは更に苦しみを長続きさせるでしょう。
 この様な時期は、あなたの人間性が試される試練の時期であり、
 この試練を乗り越えられる人だけが、本当の幸福に至る事が出来るのです」
と、説いているし、
また、『困難の中でこそ徳は磨かれ、その魂は美しい光を放つ』
と謂う言葉も聞いたことがある。

こういう時はなるべく静かに行動(静養)するのがベスト、
将来の為に、勉強等をして、心身の修練時期とするのが良いと説いている。

だから読書でもしようと思って、行き付けの本屋へ赴き、
アレコレ1万円強分買い込んできた。
外出も交際もSNSも断ち切り、引きこもり読書期間突入である。

先ず始めに手に取った本は・・・
敬愛し、My Bibleとしている作家さんのハードブック!
山田詠美女史の『珠玉の短編』
帯に記されているのは、
~まやかしの珠玉、最高の顰蹙をあなたに~・・・
(顰蹙=まゆをひそめること。不快の念を表して、顔をしかめること。
    自分の行為が原因で、世間の人から軽蔑され嫌がられること)
妖しさMAXである。
短編集からなるその本のなかには、
んまあ~上記の行いをやらかしている女達が書き並べられている。
考えさせられると言うよりも、
もしかしたら自分はまだマシな方じゃないのかしら?
この本の中にいる女と来た日にゃぁ・・・
今、私の心身を煩(患)わしている人の事じゃないか?
とすら思えて来た。
いやいやいやいや・・・自分も似たり寄ったりだよな・・・

一旦心持ちを取り戻したのだが・・・
まだまだ読書による修業の身。

次の新刊を読もうと思う。
京極夏彦氏の『人殺し』を今手にしている。
自分・・・本当に大丈夫か?・・・