2020/03/24 08:40


「昔から有る刀剣、まだ有るけど
 要るなら持っていってや!」
母の遺品整理していたとき、姉が言った。

私が子供のとき一度だけ見せて貰った『刀』
何故?そんなモノが家に有るのか解らないが、
父が一度だけ見せてくれた。
ワクワク、ドキドキした。
「そんなん、しょうもないガラクタやろ?」と母。
ガラクタだったとしても、子供心には宝物だ!

あれから35年余り・・・
家に有ったのか?
「どうやら人を斬ってるらしくて、
 霊感ある人に見てもらったら"憑いてる"
 らしいからお祓いはして貰った」
「母が売ろうとして持っていったら
 バブルの時で60万て言われたけど
 一旦持ち帰って、
 やっぱり売ろうとしたけど、
 バブル弾けて安い事言われたし
 売らないでまだ家に有るで」
( ̄□ ̄;)!!
姉の話からすると、
自転車屋を営んでいた祖父の元に、
自転車欲しさで現金代わりに持ち込まれた刀らしい。
本来は短刀と対で有ったが、祖父が亡くなった時、
怪しげな骨董商が勝手に適当な金額を置いて持っていったらしい。
長刀は祖母が隠し持ってて無事だったと言う。

古びた刀袋から赤茶けた白鞘の刀剣が現れた
『大和國高市郡住長宗』とある登録証も着いていた。
京都府教育委員会美術品保存委員会の登録証だ。

「あの刀、どこ行ったのだろう?」
ずっと気になってた代物が今私の手に有る。

「よくぞ売られずに帰ってきた」と、
私は感じた。

何を感じたのか?
"コレは前世から持ち続けている私のモノ"だったと感じたのだ。

何故そう感じたのか?
『大和國高市郡住長宗』について調べてみたら、
段々と前世の記憶が現れた心持ちと
感情が溢れてきたと同時に、
何かの点と点が線で繋がったのだ。

遡ること6年ほど前、
澤村家はある女性と知り合った。
4年後の2年前、
彼女は「不可思議な体験をした( ̄□||||!!」
と興奮ぎみに2時間語ってくれた。

彼女はカリスマ性ある仕事の鬼みたいな人だ。
私のような『夢見る不思議ちゃん』とは一線を引くような、
聡明な知識人で現実感覚の鋭い女性だった。
何時も私の夢見るヲタ話に、
「この人、何言ってんだ?」という目をされた。

そんな彼女の不思議体験とは・・・
とある夜中に事務所で仕事中、
突然に『死のビジョン』が襲ってきて、
何もかも放り出して三重県へ温泉湯治へ行った。
(毎日毎日仕事のし過ぎで倒れる寸前だったようだ)
そこで出会った女性と懇意になり、
翌日、行動を共にする事になった。
初めて訪れる神社、その後導かれるように訪れた垂仁天皇凌。
しかし、初めて来たという気持ちではなく、
帰ってきたイメージだったらしい。

わが手に戻った代物は、
垂仁天皇の末裔が奉られた宗我都比古神社ゆかりの刀剣。

私も、彼女もソコに居たのだ。
多分同じ時同じ場所で会っていたに違いない。

宗教戦争で血塗られた刀。
豪族の出というカルマを持つ姉の夫家族。
霊感の有る方から視た、
神社から袖を分けた私達家族のカルマ。

繋がる・・・( ̄□||||!!
いや、繋がったのだ!Σ( ̄□ ̄;)

私には『戦いのカルマ』が未だに付きまとっている。

今、草薙の剣祀られる熱田神宮近くに居している。
この辺りは物部氏が一大勢力を築いた。
物部祖は警察、軍事、呪術などの職務を担当したとある。

対する大和の国(現奈良県)には蘇我氏が勢力を築いた。
彼等は仏法を信奉し、中国から占術を持ち込んだ。
蘇我氏は渡来人である説もある。

二大豪族間で神信奉か?仏信奉か?の争いが起った。

蘇我氏の系譜に私が知り合ったカリスマ女性と同じ姓の人物がいる。
私は神信奉より仏信奉派だ。
四柱推命(占術)は渡来のモノである。
自分の容姿は純日本人ではない趣がある。
(気持ちも欧州大陸寄りだ)

これが私と関係あるか否かは・・・夢としておこう。

しかし、神々が人間を生み、人間が人間で有る以上、
人は誰もが何時かの時代の何処かで生きてを繰り返し、
現在に輪廻転生して来ているのだ。
かように琉球四柱推命では説いている。

皆様、輪廻転生に興味を惹かれ、自らの前世を垣間見たいならば・・・
是非『琉球四柱推命館』へお越しください。